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車山の思い出、部活の合宿

2018/ 09/ 01
                 
生物部としては、初めて、、、しかし、何故また車山?



優れて推薦できる場所だったのが、前の顧問の先生で、


生物の先生でした。



オススメは、生き物ではなく、合宿する山小屋、そう山小屋がよかった、、らしいのです。



古びた山小屋の食事は格別で、私の田舎よりもはるかに田舎で、



ご主人も年配で、もう跡を継ぐ人がいないから、廃業だ、みたいな、、当初は、そう言われていた。




都会育ちのその生物の先生いとっては、いろんな意味で魅力的な合宿所だったのでしょうが、


shoにとっては、単なる田舎暮らしの再現そのもの。


目新しさはなく、むしろ、不便さに閉口するhoでした。



が、そこは高原ですから、


朝の雲海を見ようと、何かを目指して走る部員は、狭い獣道を以前から知っているかのように


すいすいと走っていくのです。



広い草原を走る、10数人の部員、、さながら野性の犬やイノシシが移動しているように見えたかもしれません。


しかしまあ、ある決まった場所には、すでにカメラマンや観光客が陣取っていて、


早起きしたつもりが、最後尾になってしまっているわけです。



普段は知らない運動音痴の女子が、何かに取り憑かれたような顔つきで、


一心不乱に走り続ける様子は、神がかった感がありました。


どうしたんだろ、何があったんだろ、みたいな、、。



やがて、どこからともなく雲が湧き、山々を這うように動き始めます。


その壮大さに、カメラなんかで撮影している場合じゃなく、


ただただ、こころ奪われて立ち尽くすという表現の方がいいかと思います。


見たければ来年も来ればいい、それだけです。



雲海は、生き物です。


ずっと見ていて、いろんなことを感じました、、、。


時には龍のような鋭い眼光を感じたかと思うと、


子を抱く母のように、流れが止まり、


しばし微笑む暖かさを感じます。


僕らを歓迎する高原の精としてとどまるのですが、


やはり、最後には、時を追う死神のように、荒れ狂い、断崖絶壁を襲う波のように姿を変え


消えていくのでした。



彼女たちは一様に、泣いてました。


何があったんだと、聞くことはありませんでしたが、


部活内でのいざこざ、


個別には、やるせない10代のお悩み、、色々あったんだろうと推察します。




あれからもう何年になる?


彼女たち、どうしてるかな。





                         
                                  

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