人は生れながら皆罪深い存在?なぜ?
2020/ 01/ 11清原選手を救ったと言われる鈴木氏の言葉、らしい。
悪いが、前世がどうのこうの言おうが、
それは宗教的な背景があっての認識にすぎない。
いつも思うのだが、
生れながらの罪など、
信じるものがどうかで異なるというのでは、
誰もその教えの扉を叩くことは、ない。
どの宗教でも似たようなことを説くのだが、
なぜ宗教だけがそのようなことに触れるか、
わかりますか?
人を救いたいから、かもしれませんが、
生れながらの悪などと言われれば、
今罪を犯すことに比べたら
圧倒的に、重さが異なりすぎる。
生れながらの罪を背負っているのだから、
それ以上の重い罪などないのだよ、
なんて言われたらさ、
殺人にしても、レイプにしても、
窃盗、傷害、、、なんてのも、
あたかも軽い、人が陥りやすい過ちに過ぎず、
あたかも慰められた、気持ちが和らいだ、
悪いことには、そうだよ、人は過ちを犯してなんぼなんだ、とかね、
悪さをしたのにも関わらず、
反省することを忘れ、いっときの救済の言葉に
誤解するのだよ。そしてまた、
繰り返す過ち、、、。
ま、すべてがそうとは言い切れないが、
気をつけるのは、
徳の高い宗教家がそのように言うから信じてしまうのか、
その辺のおっさんが言った言葉とは重みが違うと誤解してしまうのか、
よくわからないとすれば、
それは、生きている側の姿勢に関わる。
つまり、誰からでも学ぼうとする態度や生き方でないと、
権力や金のある人だけを見ている、そんなのにすぎない。
いままでいろんな人からアドバイスがあったのだろうが、
なぜ聞かなかった?
タイミングが良くなかったのか、
自分に期待したり自分を心底心配して信じてくれる人に
出会わなかったのかわからないが、
まだまだ人生は続くし、
どうか、身近にいる人々の声に耳を傾けてほしい。
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