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「こころ」と「死」

2016/ 02/ 21
                 
以前からずっと、
思っていたことがある。
高校の教科書にある、「こころ」。
友人を裏切り、お嬢さんの母親に
娘さんをくださいと、先手を打つ。
先を越されたKは、自殺。
つぎに、「私」は、友人を裏切ったとの
罪の意識から、遺書を残して、自殺。
これを日本全国の高校生が教室で読む。
その数、計り知れない。
なぜ「こころ」なのだろう?
この疑問は、続いた。
今もそう。
困ったら死ねばいいのか、
悩んだら、死ねばいいのか、
あとは知らん、ってこと?
逃げて終わり、
死んで、無かったことにしたい?
死んで責任を取る?
そんな不合理な結末を、
人はすべきなのだろうか?
「こころ」は、その点で問題提起した、
とも考えられるが、
そうとは思えない。
君はどう思う?
って、疑問を投げかけての授業を
期待するものだろうか?
誤解してはならない。
人は、
苦しからと言って、
死んではいけないのだよ。
何があっても、
生きて、生きて、生き続けてこそ、
生を全うすべきなんだよ。
不可抗力ならやむを得ないとして、
進んで死を選ぶ権利は、
放棄したい。